【ダンダダン】オカルンのかっこいいシーンと魅力を徹底考察

『ダンダダン』の主人公・オカルンこと高倉健。

開始当初は、内気で友達もいない「オカルトマニアの男子高生」に過ぎなった彼が、なぜこれほどまでに読者や視聴者の心を掴み人気がでたのでしょうか？

本記事では、オカルンのかっこいいシーンと魅力について徹底考察していきます。

最後まで読めば、オカルンがどんなキャラクターなのか、理解が深まるかと思います。

そして、より『ダンダダン』のアニメや漫画を楽しく見れるでしょう。

本記事の内容

• オカルンがかっこいいシーン4選
• オカルンがかっこいい３つの魅力とは？

オカルンのかっこいいシーン4選

オカルンのかっこいいシーン4選は以下のとおりです。

• シーン➀：変身シーン
• シーン②：モモの悪いウワサに怒るシーン
• シーン③：オカルン VS 邪視、のシーン
• シーン④：モモがピンチの場面で、オカルンが助けに来るシーン

それぞれのシーンを詳しく見ていきましょう。

シーン➀：変身するシーン

オカルンの変身するシーンや変身したあとの姿が、かっこいいと評判です。

オカルンが変身すると、邪悪なダークヒーローのような雰囲気になります。

ターボババアに呪われたことで、変身できるようになったオカルン。

そのオカルンが変身するシーンや変身後の姿が「オカルン、かっこいい」と言われ、多くの読者や視聴者を魅了しています。

オカルンが変身すると以下のように、変化します。

• 髪型：髪の色が黒から一変し、白髪になって逆立ちます。
• 目：目つきが鋭くなり、目の色が赤に変わる。両目をなぞるように縦の赤い線が出現
• 口元：顔の下半分に、歯をデザインしたようなマスク状のものが出現
• 性格：口調が荒っぽくなり、モモへの呼び方が、「綾瀬さん」から「モモちゃん」に変化する
• 「萎えるぜ」が口癖で、ネガティブ思考になる
• 能力：ターボババアの能力である、超スピードを発揮できるようになる

このように、通常のヒーローとは一線を画す邪悪で悪魔的な雰囲気が、「オカルン、かっこいい」といわれる要素の１つです。

シーン②：モモの悪いウワサに怒るシーン

オカルンがかっこいいシーン2つ目は、モモの悪いウワサに怒るシーンです。

『ダンダダン』2巻の第12話「かわいいって気付いたっぽい」での出来事です。

校内でモモの悪いウワサが広まります。

そのウワサを信じた同級生が、オカルンに絡んできます。


その悪いウワサの内容を聞いたオカルンは、「モモちゃんは、そんな子じゃない」と変身しながら同級生に切れます。

このシーンが大切な友達をバカにされて、「心の底から怒るオカルンがかっこいい」と感じた人がSNSで多くいました。

また、アニメではオカルンが変身すると、高音からドスの効いた低音ボイスに声が変化します。

この声優の演技力がスゴイと、オカルンの声優を務める花江夏樹さんが称賛されています。

アニメでみると漫画では伝わらない、声優さんのセリフなど『ダンダダン』の魅力をいっそう引き出してくれています。

シーン③：オカルン VS 邪視、のシーン

オカルンがかっこいいシーン3つ目は、オカルン VS 邪視のシーンです。

オカルンと邪視の戦闘シーンは、迫力があり、見ごたえがあります。

その戦闘シーンの中で、邪視からモモが傷つけられたことやジジが汚されたことに、オカルンは、怒りを爆発させます。

そして、邪視にアッパー20連発をオカルンは食らわせるのです。

この邪視との戦闘シーンでは、大切な仲間を守ろうとするオカルンの熱い感情が、カッコよさを醸しだしています。

オカルンと邪視との闘いは漫画では、『ダンダダン6巻』の43話に収録されています。

アニメでは、15話「ゆるさねえぜ」でオカルンと邪視の激しいバトルが視聴できます。

シーン④：モモがピンチの状況に、オカルンが助けに来るシーン

オカルンのかっこいいシーン4つ目は、モモがピンチの状況に、オカルンが助けに来るシーンです。

『ダンダダン13巻』の110話「やばい力」、111話「集まってきちゃった」でのことです。

バモラを守るためにモモは、外宇宙から侵略してきた宇宙人と戦っています。

モモの必殺技「モエモエ気功砲」が弾かれ宇宙に効きません。

気がつくのモモは、大量の外宇宙の侵略者に囲まれていました。

バモラは、宇宙人につかまってしまい、モモは、ボコボコのリンチ状態で絶体絶命のピンチです。

気を失いかけたそのとき雷のような閃光が走り、モモは誰かに抱きかかえられてることに気がつきます。

目を開けるとターボババアの能力で変身したオカルンが、間一髪のところでモモを助けにきたのです。

オカルンの最初のセリフが

「モモちゃん、カレーおいしかったぜぇ」

引用：ジャンプコミックス『ダンダダン13巻』龍幸伸

が変身したオカルンらしいセリフで、カッコよさを引き立てています。

このシーンは、まだアニメ化されていないので、アニメになるとどのようになるのか楽しみです。

おそらく3期の後半か4期あたりになるでしょう。

オカルンがかっこいい３つの魅力とは？

ここからは、オカルンのかっこいいシーン4選を踏まえて、オカルンがかっこいい魅力を考察していきます。

• 魅力➀：困難から逃げず、立ち向かう
• 魅力②：変身前と変死後のギャップ
• 魅力③：仲間を大切にする人柄

では、なぜオカルンがかっこいいのか具体的に見ていきましょう。

魅力①：困難から逃げず立ち向かう姿勢

オカルンがかっこいいと言われる魅力1つ目は、困難から逃げず立ち向かう姿勢があるからです。

オカルンは、「強くて恐怖を感じない」勇敢なキャラクターではなく、いじめられても言い返せない陰キャで臆病なキャラクターです。

しかし、妖怪や宇宙人、UMA、などとの戦いでは「誰かを助けたい」という気持ちを優先し、恐怖を感じながらも1歩前へ踏み出す、勇気を示しています。

また、恋愛面でもオカルンは、逃げずに勇気を見せています。

自己肯定感が低く、劣等感の強いオカルンは、「キラキラした陽キャ」のモモとは不釣り合いに感じられます。

普通なら「自分なんて・・・」と思い、多くの人が諦めて逃げてしまうでしょう。

しかし、オカルンは、自分の中にある劣等感から逃げず、不器用ながらもモモとの距離を縮めようと行動しています。

このように、不器用ながらも逃げずに立ち向かうオカルンの姿が、読者や視聴者の心をつかんでいると考えられます。

魅力②：変身前と変身後のギャップ

オカルンがかっこいいと言われる魅力2つ目は、変身前と変身後のギャップです。

変身前のオカルンは、以下のような印象です。

• メガネをかけた内気な男子高生
• 誰に対しても丁寧語で話し、真面目で誠実
• 細くて背が小さく弱々しい体型
• オカルトの話しを一方的にするコミュ障
• 自分に自信が持てず、劣等感が強い
• 声は高い

一方で怪異「ターボババア」の呪いによる変身オカルンは、以下のような特徴があります。

• 白髪の逆立った髪型と鋭い眼つき
• 声のトーンが下がり、言葉数が少なくなり「静かなが威圧感」を醸し出す
• 「萎えるぜ」という言葉を発し、やる気がなさそうなのに敵を圧倒する姿
• 「超高速移動」の戦闘スタイルと、強烈な一撃を食らわせる爽快感
• 龍幸伸先生の圧倒的な画力
• 見た目は、ダークヒーローだが、中身は、誰かを守るために戦う王道のヒーロー

上記のような変身前と変身後のギャップが、視聴者や読者に強烈なインパクトを与え「オカルン、かっこいい！！」と評価されています。

魅力③：仲間を大切にする人柄

オカルンがかっこいいと言われる魅力3つ目は、仲間を大切にする人柄だからです。

オカルンは「仲間を大切にする、情に厚い人柄」の持ち主です。

本来、オカルンは臆病で慎重な性格ですが、モモやジジ、アイラなどの仲間がピンチになると、迷わず自分が盾になります。

例えば、カラダに過度な負担をかけるため、変身オカルンが「本気」を使えるのは、2回までに制限されています。

しかし、メルヘンカルタ戦で、モモを助けるために3回目の「本気」を使い限界突破をするのです。

無事メルヘンカルタを撃破するが、オカルンは反動で鼻血をふきだし倒れ込み身動きがとれない状態になります。

このように、好きな人の人のために自分の身を犠牲にする姿が「カッコよすぎる」「これが本当の漢」など、読者や視聴者から多くの支持を集めています。


オカルンとモモの恋愛関係が知りたい方は、【ダンダダン】モモとオカルンは付き合うの？二人の恋愛関係を徹底考察をご覧ください。

まとめ：【ダンダダン】オカルンのかっこいいシーン4選と３つの魅力

今回は、ダンダダンのオカルンのかっこいいシーン4選と３つの魅力について考察しました。


おさらいとして本記事のポイントをまとめると、以下のとおりです。


オカルンのかっこいいシーン4選

• シーン➀：変身シーン
• シーン②：モモの悪いウワサに怒るシーン
• シーン③：オカルン VS 邪視、のシーン
• シーン④：モモがピンチの場面で、オカルンが助けに来るシーン

オカルンのかっこいい３つの魅力

• 魅力➀：困難から逃げず、立ち向かう
• 魅力②：変身前と変死後のギャップ
• 魅力③：仲間を大切にする人柄

このように読者や視聴者からオカルンがかっこいいと言われる理由は、自分の中にある弱さを抱えながらも、逃げずに困難に立ち向かう姿勢です。


困難から逃げないのが、「大切な人を守りたい」というオカルンの性格が、原動力になっていると考えられます。