
オカルン(高倉健)のクラスメイトの坂田金太。
美少女にモテたい金太は、モテる秘訣が知りたくてモモやアイラと仲良くしているオカルンに近づきます。
そんな坂田金太は、『ダンダダン』で1番、好き嫌いが分かれるキャラと言えるでしょう。
そこでこの記事では、坂田金太が「嫌い」と言われる理由や「カッコいい」と言われる理由について徹底考察していきます。
本記事を読めば坂田金太に対する嫌悪感と魅力を知ることができるでしょう。
この記事では、『ダンダダン』のネタバレが含まれているので、ご注意ください
目次
坂田金太が「嫌い」と言われる理由3選
まずは『ダンダダン』の坂田金太が嫌いと言われる理由について解説します。
坂田金太が嫌いと言われる理由は以下のとおりです。
- 理由①:下ネタを連発する
- 理由②:女にがめつい
- 理由③:ジジに汗や鼻水をかける
理由①:下ネタを連発する
坂田金太が「嫌い」と言われる理由1つ目は、下ネタを連発したからです。
なぜ、下ネタを連発したのかというと、下ネタを言えばモモのような美少女にモテると勘違いしたからです。
例えば、作中で坂田金太が、口にした下ネタとは、以下の3つになります。
金太「テンガロン〇ンコ、キンタマケルナち〇ぽ」
モモ「テメェ〇にてぇのか」
引用:龍幸伸.(2023).『ダンダダン』(8).集英社
モモ「おいエロ野郎!!ウチらのバッグ見張ってろ!!」
モモ「無くしたらブチ殺す!!」
金太「ブラジャー」
引用:龍幸伸.(2023).『ダンダダン』(8).集英社
アイラ「ていうかなんであんたいんの?」
金太「ひどい!!オレだってもう一員でしょ!!」
モモ「いてもいいけど二度と下ネタ言うんじゃねぇぜ」
金太「かしこまりボ〇キ」
引用:龍幸伸.(2023).『ダンダダン』(10).集英社
また、金太が下ネタを口にしてモモやアイラに強くツッコまれたときに、「スキンシップ嬉しい」とメロメロに喜んでる様子が描写されています。
こうした坂田金太の女子キャラに対する言動が、一部の視聴者や読者に「嫌悪感」や「不快感」を与え、嫌われた原因になったと考えられます。
理由②:女にがめつい
坂田金太が嫌いと言われる理由2つ目は、「女にがめつく、凄まじい執着心を持っている」からです。
例えば、オカルン(高倉健)は、モモ(綾瀬桃)に一途を貫ぬいています。
バモラがオカルンに告白しましたが、オカルンはモモのことが好きだったので、バモラの告白を断りました。
また、モモやジジ、アイラ、太郎などダンダダンのキャラクターは、今のところ好きな人にみんな一途です。
こうした恋愛に一途なキャラは、読者や視聴者からは、好印象に映ります。
ところが坂田金太は、モモやバモラ、アイラなど美少女だったら誰でも良いという雰囲気があります。
例えば、『ダンダダン20巻』第173話で坂田金太が、機動戦士ガンダムのドダイYSのような乗り物に乗って、雪白幸姫を追いかけるシーンのセリフです。
金太「女子はオレに惚れろ!!オレを見ろ!!このオレの雄姿を見てくれ!!」
金太「カッコイイと言ってくれ!!マジ惚れたと言ってくれ!!」
金太「オレを好きと言ってくれぇ!!言えぇぇ!!」
引用:龍幸伸.(2025).『ダンダダン』(20).集英社
このセリフを言いながら「モモ、アイラ、バモラ」の顔を思い浮かべています。
こうした、「美少女なら誰でもいい」という「がめつさ」が、嫌われる要因になっているのかもしれません。
理由③:ジジに汗や鼻水をかける
坂田金太が嫌いと言われる理由3つ目は、ジジに汗や鼻水をかけたからです。
怪獣スーツを着て巨大化したバモラに、オカルンやモモたちは襲われました。
そこに生身の人間である坂田金太もいましたが、危険なためジジがおぶってその場から逃げ助けてくれたのです。
ジジが金太をおぶって逃げている途中で以下のようなやり取りがありました。
ジジ「お願いだからオレに汗をかけないで」
金太「ひどい!!このイケメン最低だ!!」
金太「表ではいい顔して裏では人を見下してんだ!!」
ジジ「そーゆーんじゃないって!!」
金太「こんにゃろ!!オレの汗と鼻水をくらえ!!」
引用:龍幸伸.(2023).『ダンダダン』(8).集英社
こうした金太のキャラが、アンチを増やし「性格が悪い」「汚い」という生理的な拒否反応を起こした読者が増えたと考えられます。
そんな坂田金太ですが「かっこいい」という評判もあります。
坂田金太が「かっこいい」と言われる理由
ストーリー序盤では、「うざい」「きもい」「いらない」など株を下げて嫌われていた坂田金太。
その一方で「かっこいい」と読者からの声が増え、金太の評価が高まります。
では、どうして坂田金太が「かっこいい」と言われるようになったのでしょうか?
ここでは坂田金太が「かっこいい」と言われる理由について見ていきましょう。
坂田金太が「かっこいい」と言われる理由は、以下の2つが考えられます。
- 2大決戦での大活躍
- 戦闘中に口にした名言
2大決戦で主役級の大活躍
1つは、2大決戦で大活躍したからです。
坂田金太が大活躍した2大決戦とは、以下の2つです。
- 巨大化したバモラとの戦い
- 外宇宙の侵略者クル(深淵なる者)との戦い
バモラとの戦いでは、グレートキンタという巨大ロボを操り、怪獣スーツで巨大化したバモラをボコボコにし、ピンチな状況を坂田金太が、救ってくれました。
坂田金太は、巨大ロボットに乗るのが夢で、そのため数多のロボットアニメを見て何万回もイメージトレーニングをしてきました。
そして、モモの家は、イメージどおりに変形するナノスキンという機械で作られています。
そのため、イメージ通りに変化するナノスキンと金太の想像力は、相性が抜群なのです。
坂田金太のイマジネーション能力で、モモの家が変形し、グレートキンタが爆誕したわけです。
ナノスキンとは、超高密度のナノマシンのことで、脳の電気信号をナノマシンがキャッチし、イメージ通りの形に変化するSFの技術。
また、外宇宙の侵略者クル(深淵の者)との戦いでも、坂田金太は絶体絶命のピンチで主役級の活躍を見せます。
追い詰められたオカルンたちのもとに、バイクに乗って颯爽とキンタが登場。
巨大化したバモラの怪獣スーツが敵に乗っ取られ、バモラは外へほおりだされますが、キンタがバイクを飛行機に変形させ、バモラを危機一髪で助けます。
そして、金太お得意の想像力でナノマシンを巨大ロボに変形させ、敵に乗っ取られたバモラスーツに対抗し、圧倒的な攻撃力で敵を撃破したのです。
このように、2大決戦のピンチで主役級の大活躍を見せたことが、読者の心を打ったと考えられます。
戦闘中に口にした名言
坂田金太が「かっこいい」と言われる理由2つ目は、戦闘中に心を打つ名言を口にしたからです。
外宇宙の侵略者クル(深淵の者)やバモラとの戦いで、口にした名言は以下のとおりです。
クル(深淵の者)「なぜ、そこまで抗う必要がある。下等生物でも勝てないことくらいわかるだろうが」
クル(深淵の者)「テメェはなんで戦うんだ」
金太「誇れるものが、なにも無い。包帯巻いてカッコつけて、自分より低いヤツ探して」
「でもオレ自身なにもできなくて、ちくちょう・・・!!」
「だがオレには好きなものがある・・・!!」
「ロボットと美少女!!」
「今それが目の前にあるのに怖ぇからって投げ出したら、オレは一生後悔することになるだろがい!!」
引用:龍幸伸.(2023).『ダンダダン』(14).集英社
金太「オレはロボットが好きだぁ!!」
周囲「お前まだそんなの買ってんの子供っぽくね。」
「さすがにそういう歳じゃないだろ」
金太「いいだろがい!!好きなんだからよぉ!!」
「オレは常に準備をしていた!!いつかロボットに乗る日を信じて」
「だからロボット酔い対策は万全だ!!」
引用:龍幸伸.(2023).『ダンダダン』(9).集英社
周りからバカにされても怯むようなことがあっても「自分の好きなものへの情熱を貫く」坂田金太の言葉に心を打たれた読者が多いのではないでしょうか。
坂田金太が嫌いとカッコいいに評価が分かれる理由のまとめ
今回は、坂田金太が「嫌い」と「カッコいい」に評価が分かれる理由について解説しました。
この記事のポイントをまとめると以下のとおりです。
坂田金太が「嫌い」と言われる理由
- 下ネタがモテる秘訣と勘違いし、女子生徒に下ネタを連発する
- 女にがめつい・・・美少女なら誰でも良い雰囲気がある
- 助けてくれたジジに、嫌がらせで汗や鼻水をかける・・・余裕のなさや性格の悪さが露呈
坂田金太のこうした日常の振る舞いが「ウザい」「キモい」「クズ」と言われ、アンチを増やしてしまったと考えられます。
坂田金太が「かっこいい」と言われる理由
- 2大決戦で主役級の活躍をし、汚名返上を果たす
- 周囲からバカにされたり怯むんだりしても、好きなものへの情熱は貫き通す
- 日常でのマイナスの振る舞いが、ピンチでの大活躍がプラスギャップを生んだ
このように坂田金太は、マイナスの面とプラスの面のギャップが大きいため評価が分かれるキャラクターであることがわかります。
2027年に放送予定の『ダンダダン』3期は、バモラ編から始まるため、坂田金太の主役級の活躍シーンがみどころです。